June 30, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 31 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves) 10
一部修理中の窟があり、１１窟から12,13,14,15窟までを通過してエレファント・ゲートから階段を上がり16窟及び17窟へ行った。16窟の柱には、唐草文様の装飾があり、奥には足を地につけた釈迦像があったが、これはうまく撮影できなかった。17窟は入り口から天井に素晴らしい絵画が残っており、また左壁には六道輪廻図、右壁には酔象調伏の図(大きな白い像が見える)があった。奥の壁には釈迦の立像が描かれていたが、立ち入り禁止のためクリアな写真が取れなかった。
June 29, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 30 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves) 9
第１０窟は、広くて天井が高く、第9窟よりもさらに簡素なチャイティヤ窟でありストゥーパがある。周りには両サイドの壁に沿って沢山の柱が並んでおり、それらの壁と柱には鮮やかな仏画を確認することができた。
尚、この第１０窟には、右１３番柱の高さ3m位の位置に落書きが残されている。{John Smith.28Cavalry ,28th April 1819} と書かれた落書きは、
1819年4月２８日、ハイダラーバード藩王国の藩王に招かれて虎狩りに参加していた第28騎兵隊イギリス人士官ジョン・スミスのものである。彼はこの時、約1.5mも積もっていた泥の上に立っていたそうである。発見者としては、とても興奮して自分の存在を後世に残したかったのであろう。
尚、この第１０窟には、右１３番柱の高さ3m位の位置に落書きが残されている。{John Smith.28Cavalry ,28th April 1819} と書かれた落書きは、
1819年4月２８日、ハイダラーバード藩王国の藩王に招かれて虎狩りに参加していた第28騎兵隊イギリス人士官ジョン・スミスのものである。彼はこの時、約1.5mも積もっていた泥の上に立っていたそうである。発見者としては、とても興奮して自分の存在を後世に残したかったのであろう。
June 28, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 29 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves) 8
第４窟のあとは、未完成の第５窟、唯一の２階建て石窟である第６窟を横目で見て、広間のない変わったヴィハーラ窟の第７窟、第８窟(照明用の発電機室となっている)を通過して第９窟に着いた。ここは簡素な前期チャイティヤ窟であり、紀元前１世紀のものだそうである。ここには存在感のあるストゥーパ両脇の柱には、極彩色の壁画が描かれていた(後期のものと思われる)。ここで石窟の種類に触れたい。
チャイティヤ窟とヴィハーラ窟 古代の石窟寺院が最も多くつくられたのは、現在の中部インドのマハーラーシュトラ州である。アジャンターの石窟寺院は、マハーラーシュトラ州に残る 45ヵ所の石窟のなかでも最も名高い仏教窟である。この地域に仏教が栄えたのはおもにグプタ朝時代で、これはアジャンターの後期にあたる。しかし前期の石窟寺院はすでに前２世紀のサータヴァーハナ朝の時代に存在していた。
仏教の石窟には２種類あり、これをヴィハーラ窟とチャイティヤ窟という。ヴィハーラというのは僧院のことで、平地に木造あるいはレンガ造で建てられていたものを、石窟に置き換えたものである。平地では中庭の４面を僧室が囲むが、石窟では採光の関係上、1面を外部に開いてベランダとする。中庭も空に開かれているわけではないので、集会ホール的な性格となり、大きなヴィハーラ窟ではこれを列柱で取り巻き、僧室とのあいだに回廊をつくる。
チャイティヤというのは「聖なるもの」を表し、紀元前のヒーナヤーナ（小乗）仏教の時代には仏像がつくられなかったので、その代わりにブッダを象徴するものが礼拝された。これをチャイティヤという。おもなものは法輪や菩提樹（ぼだいじゅ）、仏足石などであったが、なかでも仏舎利を祀ったストゥーパが礼拝されることが多く、これがチャイティヤの代名詞にまでなった。寺院にもストゥーパを本尊とするものが多く、これをチャイティヤ堂とよぶ。アジャンターでは前期に２院、後期に３院の、合わせて５院(山口注9，10，19，26，29窟の5つ)のみがチャイティヤ窟で、あとはすべてヴィハーラ窟である(講談社 ユネスコ世界遺産5 インド亜大陸 p139及びp142より引用)。 
June 27, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 28 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves) 7
時間の関係で、第2窟と第３窟を飛ばして第4窟を観た。第4窟は、アジャンタで最も広いヴィハーラ窟であり、完成すれば壮大な僧院となるはずであったが、断層が横切っていたため作業が難航し、壁画も描かれないまま放棄されたそうである(地球の歩き方 473P)。未完とはいえ、奥には立派な石像が掘り出されていた。このインド旅行において私の頭から離れなかった疑問は次のようなものであった。現在インドの80%以上がヒンドゥー教徒とされている。逆に仏教徒は1%にも満たない。「何故インドにおいては仏教が衰退したのか?」Wikipediaは次のように説明している。
そうでなければ、これほどのシェアは占められないであろうから。
それでは、ヒンドゥー教とは何か?そしてその魅力とは何か?
「インドにおける仏教の衰退は、仏教誕生の地インドを越えて繁栄する時も様々な理由で発生した[1]。
仏教は、始まった前5世紀前後から着実に成長し、前3世紀のアショーカ王治下のマウリヤ朝で国家宗教として承認される時まで[2]、安定した成長を見せてきた。仏教は、紀元前の数世紀にわたり繁栄し続け、更には中央アジア、インド亜大陸を越て中国にまで広まった。しかし、後のグプタ朝とパーラ朝の時代のインドにおいては着実に衰退していった。法顕や玄奘、義浄、慧生、宋雲といった、5世紀から8世紀の間にこの地を旅した中国の僧侶たちは、特に白フン族の侵攻をきっかけとする仏教徒の僧伽の衰退について言及するようになった[3]。
衰退は12世紀のパーラ朝の崩壊とイスラム勢力のインド亜大陸への段階的な征服後も続いた[3]。その頃までに仏教は、特に敵対的支配者に対して脆弱になっていた。なぜならば、支持者達の大部分は禁欲的共同体にいたので、社会に強い根を張っていなかったからである[4]。
東ベンガル（現在のバングラデシュ）とネパールでは、古代以来小さなコミュニティが生き残り、インドでは19世紀の末までに事実上絶滅した。最近では、インドにおいてアナガリカ・ダンマパーラやクリパサラン大長老、アンベードカル、ダライ・ラマ14世 らの影響で復興を見せている。」
加えて、私はヒンドゥー教そのものに魅力があったからではないかと考える。そうでなければ、これほどのシェアは占められないであろうから。
それでは、ヒンドゥー教とは何か?そしてその魅力とは何か?
June 26, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 27 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves) 6
第１窟は、壁の人物だけではなく、天井にも極彩色で描かれた多様な草花、果物、動物等の美しいデザインが描かれていた。これまで見たこともないようなもので、印象はとても新鮮であった。現代と異なり、ライトのなかった時代に、古代の絵師や彫刻家はどのようにしてこれらの作品を残したのか等々私の想像力は尽きることがなかった。
June 25, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 26 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves) 5
第１窟の内容については、地球の歩き方インド2014-2015のビジュアルガイドがわかり易いので引用する。私は、正面から入り、左側から時計回りに�．轡嗚楡舷�(ブッダの前世) �▲轡礇鵐�パーラ本生図 ��マハージャナカ本生図 �ぅ�リヤ―ナカ―リン本生図 �ゲζ擦媒�頂する王�ο＿攫衒郢А´�魔王マーラの襲撃と誘惑 ��本尊・ブッダ像を祀る本堂��シュラーヴァスティー(舎衛城)の奇跡 ��金剛手菩薩 ��チャンバカ(チャンペア)本生図 ��プラバーサ本生図 ��僧侶たちが暮らした僧坊 ��正面廊 ��正面入り口 と回りながら撮影したがこの順序が正確に撮れているかは自信はない。しかし、これらと次に掲げる写真は間違いなく第１窟のものである。
June 24, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 25 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves)4
第1窟には、回廊左手にマハーシャーナカ本生譚が描かれている。これは、ブッダの前生（ぜんじょう）の姿であるマハーシャーナカ王子が世俗の快楽を捨て去る決心をして、妃シヴァリーが踊り子たちとともに出家を思いとどまらせようとするが、引き止めきれず、王子はゾウの背に乗って王宮を去り、残された妃は深く絶望し、奴隷たちに囲まれて快楽にうずもれてゆくという場面である。第1窟の天井には、想像上の動物や人間の姿が描かれている。猿の悪ふざけにうんざりした水牛が猿をころそうとするが、贈り物をさしだして水牛を説得する人間の姿などが描かれている。また有名な「蓮華を持つ菩薩像」が後廊の仏殿入り口付近に描かれている。
左が蓮華手菩薩、右が金剛手菩薩である。私は、蓮華手菩薩のあまりの美しさに感動して夢中でシャッターを切った。反面 金剛手菩薩のほうはあまりよく撮れていない。しかし、真っ暗な石窟の中で、ガイドのわずかなライトを頼りに撮影した割には、良く撮れていると言える。NIKONに感謝!
これらの壁画は後の法隆寺金堂壁画に影響を与えたとされている。
左が蓮華手菩薩、右が金剛手菩薩である。私は、蓮華手菩薩のあまりの美しさに感動して夢中でシャッターを切った。反面 金剛手菩薩のほうはあまりよく撮れていない。しかし、真っ暗な石窟の中で、ガイドのわずかなライトを頼りに撮影した割には、良く撮れていると言える。NIKONに感謝!
これらの壁画は後の法隆寺金堂壁画に影響を与えたとされている。
June 23, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 24 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves)3
アジャンター石窟寺院は、1819年4月、ハイダラーバード藩王国の藩王に招かれて狩猟に参加していたイギリス人士官ジョン・スミスが虎狩りをしていたときに、巨大な虎に襲われてワゴーラー渓谷に逃げ込んだ際、断崖に細かな装飾が施された馬蹄形の窓のようなものを見つけたことが発見の契機となった。彼がアジャンターの石窟寺院を発見したとき、すっかり放棄されてコウモリのすみかになっていた。のちの第10石窟に自分の名前を記した。
仏教窟であるこの石窟の種類は2種類あって、平地に木造か煉瓦造で建てられていた僧院（ヴィハーラ）を石窟におきかえたヴィハーラ窟とブッダを象徴する「聖なるもの」（チャイティヤ）として仏塔などが据えられたチャイティヤ窟がある。アジャンターでは、9，10，19，26，29窟の5つがチャイティヤ窟で残りはすべてヴィハーラ窟である。平地では中庭を囲むように僧室をつくるが、ヴィハーラ窟では、一面を採光のために外部に開き、中庭を列柱で囲むようにして僧室との間に回廊をつくる。一方チャイティヤ窟は、2層分の高さに天井を高くして、天井は断面半円形をなし、平面プランは細長い馬蹄形で奥の半円形部分に仏塔を配置する。共通する特徴は、元来木造である僧院とチャイティヤ堂を模倣することにこだわり、柱や梁や垂木を彫り込んでいる。
また開窟年代は、前期（第1期）と後期（第2期）に区分される。前期は紀元前1世紀から紀元後2世紀のサータヴァーハナ朝時代に築かれている。ヴィハーラ窟としては第12窟、第13窟、第15A窟で、チャイティヤ窟では第9窟、第10窟で、おそらく比丘たちの生活、修行の空間であったためにいずれも装飾が少なく小型で簡素な造りであったと考えられる。
後期である5世紀後半から6世紀頃になると、ヴィハーラ窟は、奥壁中央に仏殿が設けられ、本尊として説法印を結んだ仏陀座像が脇侍菩薩を従えて安置され、仏殿としての性格が強くなる。つまり寄進者は、聖なる存在としての仏陀に永久に残る住居である窟院をささげることに功徳を見いだすという目的で石窟を築いたと考えられる。
後期の年代であるが第16窟、第17窟は、ヴァーカータカ朝のハリシュナ王（位462-481）の治世に寄進されたこと、アシュマカ族を制圧したことが銘文から読みとれる。またより新しい時期と思われる第26窟では、アシュマカの大臣をたたえる銘文が見られ、ヴァーカータカ朝の支配が揺らいだことを示唆していると思われる。6世紀半ばと考えられるアウランガーバードの石窟寺院に見られる特徴がアジャンターで見られないことを考えるとアジャンターの年代は6世紀半ばくらいまでに築かれて一部開窟途中のまま放棄されたと考えられる(Wikipedia)。以上の説明でわかるように、この石窟群は１窟から未完の３０窟迄の膨大な遺跡であるる限られた時間の中でこれらすべてを見て回ることは不可能に近い。そこで今回私が写真撮影をしたところを先に説明し、その他を付加して説明したいと思う。 まず美術的価値が高い第１窟から見てみよう。
June 22, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 23 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves)2
アジャンタ石窟群については ASI(Archaeological Survey of India) のサイト が詳しい。石窟群は、ワーグラー渓谷のU字型の断崖中腹にある。
我々は、石窟群に近い村ファルダプル手前のアジャンタ石窟入り口（Ajanta
Caves T-Junction、大駐車場と土産物売場が整備されています）で下車。こ
こから約4kmの道のりをシャトルバスに乗り換えて石窟の入り口にたどり着
く。 ここからは全て歩きである。この日はとにかく晴れていてよかった。
我々は、石窟群に近い村ファルダプル手前のアジャンタ石窟入り口（Ajanta
Caves T-Junction、大駐車場と土産物売場が整備されています）で下車。こ
こから約4kmの道のりをシャトルバスに乗り換えて石窟の入り口にたどり着
く。 ここからは全て歩きである。この日はとにかく晴れていてよかった。
June 21, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 22 アジャンタ石窟群(Ajanta Caves)
June 11, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 21 Jaypee Palace Hotel
3/3(水)の夜は、Jaypee Palace Hotel に泊まった。このホテルは、
アグラのタージマハールからわずか2.5km、
5つ星のJaypee Hotelでは池や水景設備のある美しい庭園、ショッピン5グモール、トルコ式バスのあるアーユルヴェーダスパ、大型屋外プールを提供している。ムガール風の装飾が施された広々とした客室には、薄型テレビ、セーフティボックス、アイロン設備、ミニバーが備得てある。客室からはプールまたは庭園の景色を眺めることができた。このホテルには
いくつかの興味ある絵画が展示されていた。
3/4(木) は、移動日である。7番目の世界遺産であるアジァンタ 8番目の世界遺産であるエローラの遺跡がデカン高原西のアウランガーバードに近いため、デリーから飛行機で移動することになる。
デリー空港への途中で紅茶屋さんに立ちより、デリーから約1時間半でアウランガーバードに着いた。
私は、明日6/12---6/20迄タイのプーケットへ行くので、このブログは6/21から再開することになる。
アグラのタージマハールからわずか2.5km、
5つ星のJaypee Hotelでは池や水景設備のある美しい庭園、ショッピン5グモール、トルコ式バスのあるアーユルヴェーダスパ、大型屋外プールを提供している。ムガール風の装飾が施された広々とした客室には、薄型テレビ、セーフティボックス、アイロン設備、ミニバーが備得てある。客室からはプールまたは庭園の景色を眺めることができた。このホテルには
いくつかの興味ある絵画が展示されていた。
3/4(木) は、移動日である。7番目の世界遺産であるアジァンタ 8番目の世界遺産であるエローラの遺跡がデカン高原西のアウランガーバードに近いため、デリーから飛行機で移動することになる。
デリー空港への途中で紅茶屋さんに立ちより、デリーから約1時間半でアウランガーバードに着いた。
私は、明日6/12---6/20迄タイのプーケットへ行くので、このブログは6/21から再開することになる。
June 09, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 20 アーグラ城塞 その3
アーグラ城塞の建物内部の白い大理石と花の文様は本当に美しかった。また一般謁見の間 (Diwan-i-Am) は素晴らしい構造で、玉座後部の壁面には色とりどりの宝石がはめ込まれていたそうである。
June 08, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 19 アーグラ城塞 その2
第３代皇帝アクバルによって着工されたアグラ城は、赤砂岩でできた重厚な城壁で囲まれ｢赤い城｣と呼ばれています。赤色は帝国の力強さの象徴でした。対照的に、城内にある多くの建物は純白です。第５代皇帝シャー・ジャハーンが自分の好みに合わせて、白大理石を使った華麗な宮殿に仕上げたのです。公謁殿やモスク、皇帝の寝殿、ハーレムなど、すべてが総大理石で造られた優雅な姿をしています。しかしシャー・ジャハーンは晩年、皇帝の座を狙った三男によって城内に幽閉されてしまいました。皮肉なことにその場所は白大理石に宝石を散りばめた皇帝好みの部屋で、皇帝は死ぬまでの８年間、出ることを許されなかったのです。幽閉された皇帝が部屋から見ていたのが、川向こうにあるタージ・マハル、白亜の妃の霊廟でした。栄華を誇った皇帝は、亡き妃への想いだけを慰めにしながら息を引きとったのです(NHK世界遺産ライブラリーより)。ムサンマン・ブルジ (Musamman Burj) - 8角柱形の塔からは、タージ・マハルがまるで河の中にあるように見えた(最後の写真)。
June 07, 2015
インド8つの世界遺産観光旅行 18 アーグラ城塞
3/3(火)、タージ・マハルの後は、今回の旅行で第6番目の世界遺産である
アーグラ城塞へ行った。ここはタージ・マハルから3Kmくらいしか離れていない。赤砂岩の赤色と庭の芝生の緑色のコントラストが鮮やかであった。アーグラ城塞（-じょうさい、英: Agra Fort）は、インドのアーグラにあるムガル帝国時代の城塞。赤砂岩で築かれた城壁の色から「赤い城」（ラール・キラー, Lal Qila）の名がある。ただし、デリーの城も同じく赤い城と呼ばれ、単にインドの「赤い城 (Red Fort)」と言えば、通常はデリーのほうを指すので注意が必要。デリーからアーグラへの遷都に伴い、皇帝アクバルが1565年に着工して1573年に完成した。その後ジャハーンギール、シャー・ジャハーンまで3代の居城となった。アウラングゼーブが兄弟間の後継者争いに勝つと、父であるシャー・ジャハーンをタージ・マハルの見える城塞内の「囚われの塔」（ムサンマン・ブルジ）に幽閉してデリーに移った。
アーグラ城塞へ行った。ここはタージ・マハルから3Kmくらいしか離れていない。赤砂岩の赤色と庭の芝生の緑色のコントラストが鮮やかであった。アーグラ城塞（-じょうさい、英: Agra Fort）は、インドのアーグラにあるムガル帝国時代の城塞。赤砂岩で築かれた城壁の色から「赤い城」（ラール・キラー, Lal Qila）の名がある。ただし、デリーの城も同じく赤い城と呼ばれ、単にインドの「赤い城 (Red Fort)」と言えば、通常はデリーのほうを指すので注意が必要。デリーからアーグラへの遷都に伴い、皇帝アクバルが1565年に着工して1573年に完成した。その後ジャハーンギール、シャー・ジャハーンまで3代の居城となった。アウラングゼーブが兄弟間の後継者争いに勝つと、父であるシャー・ジャハーンをタージ・マハルの見える城塞内の「囚われの塔」（ムサンマン・ブルジ）に幽閉してデリーに移った。
外側から見ると赤砂岩主体の「赤い城」であるが、城内の宮殿には白大理石も多用されている。ムサンマン・ブルジの内壁や床は幾何学的な装飾が施された白大理石でできている。1983年にユネスコの世界遺産に登録された(Wikipedia)。
June 06, 2015
モルディブの旅 その12 モルディブを去る
ホテルを12:00にチェックアウトし、来た時と同じように高速艇でMaleへ移動した。ほとんど国際空港に隣接しているHulhule Island Hotel で昼食をとり、Alauさんと最後のお別れをした。
June 05, 2015
June 04, 2015
モルディブの旅 その10 リゾート Jumeirah Vittaveli
4/10(金)の夜は、わずか3日間でしかなかったモルジブの思い出を偲んで、南さんとレストラン FENESSE でディナーを楽しんだ。料理は、シーフードと肉料理、ワインはオーストラリアの2010 Stonefish Cabernet Sauvignon を選んだ。ボディがしっかりしており、美味しかった。
June 03, 2015
モルディブの旅 その9 リゾート Jumeirah Vittaveli
4/10(金) は、無料で貸し出してくれるシュノーケルの3点セットを借りに行き、自分たちの部屋から前の海へ降りていき海の魚たちを思い切り楽しんだ。お昼には、レストランで食事の後、再度浜辺でシュノーケリングを楽しんだ。あまり深くないのに、アカエイが近づいてきて驚いた。私は、初めての経験であったが、ライセンスを取得してスクーバダイビングに夢中になる人々の気持ちが理解できるようようになった。海中には陸上とは全く別の美しい世界があることを知らされた。モルディブにはこんなにたくさんの魚が泳いでいた。上記YouTubeは、私の作品ではないが、魚が良く撮影されているので引用させていただきました。
June 02, 2015
モルディブの旅 その8 リゾート Jumeirah Vittaveli
4/10(金)の朝、朝食を終えてゆっくりタバコを吸っていたところ、すうーっと一羽の鳥が飛来して来てプール際に止まった。サギだと思ったが、人間のようでもあった。悠然としていて、近づいても逃げようとしない。そっと近づいて写真を撮らせていただいた。プールの水を飲みに来たのであろうか、約30分後にすうーっと消えて行ってしまった。モルディブにはこのような鳥がいるらしい。
