November 29, 2015

京丹後への旅 6 姫路城 2

歩きながら天守閣へ進んでいったが、実にルートは複雑な構造になっており敵の攻撃を防ぐための仕掛けがたくさん見られた。
内曲輪
[編集]

内曲輪の航空写真。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
取り壊し以前の桜門・太鼓櫓(明治初期)
姫路城を北方から望む。天守手前に姫山原生林が見える

内曲輪は大きく分けて本丸・二の丸・三の丸・西の丸・出丸(御作事所)・勢隠曲輪の多重構造になっている。さらに内部は、いの門・ろの門などいろは順に名付けられた門などによって水曲輪・腰曲輪・帯曲輪などの曲輪に細かく区切られている。内曲輪の通路は迷路のように曲がりくねり、広くなったり狭くなったり、さらには天守へまっすぐ進めないようになっている。本来の地形や秀吉時代の縄張を生かしたものと考えられている。門もいくつかは一人ずつ通るのがやっとの狭さであったり、また、分かりにくい場所・構造をしていたりと、ともかく進みづらい構造をしている。これは防御のためのものであり、敵を迷わせ分散させ、袋小路で挟み撃ちにするための工夫である。
DSC_1245DSC_1246DSC_1247
DSC_1244


DSC_1248DSC_1249DSC_1250DSC_1251DSC_1252DSC_1253DSC_1254DSC_1255DSC_1256DSC_1257DSC_1258DSC_1259DSC_1260DSC_1261DSC_1262DSC_1263DSC_1264DSC_1265DSC_1266DSC_1267DSC_1268DSC_1269DSC_1270DSC_1271DSC_1272DSC_1273DSC_1274DSC_1275DSC_1276DSC_1277DSC_1278DSC_1279DSC_1280DSC_1281DSC_1282DSC_1283DSC_1284DSC_1285DSC_1286DSC_1287DSC_1288DSC_1289DSC_1290DSC_1291DSC_1292DSC_1293DSC_1294DSC_1295DSC_1296DSC_1297DSC_1298DSC_1299DSC_1300DSC_1301DSC_1302DSC_1303

  

Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 27, 2015

京丹後への旅 5 姫路城 1

11/19の午後、城崎温泉を去るとき、鳥取砂丘又は姫路城のどちらにしようか迷ったが、妻の希望で姫路城にした。
城崎温泉から姫路城までは車で中国地方を横断して約2時間である。
二人とも初めての姫路城であったが、
2時間くらいかけて天守閣、西の丸を見学することができた。 修復を終えた姫路城は今年の3月27日にグランドオープンを迎えたばかりであった。
世界文化遺産であり国宝であるその姿は素晴らしかった。
国宝姫路城は平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となりました。シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城。白漆喰総塗籠造りの鮮やかな白の城壁や5層7階の大天守と東、西、乾の小天守が渡櫓で連結された連立式天守が特徴です。
今、私たちが目にしている姫路城の大天守は、慶長14(1609)年に建築されたもの。400年以上が経過した現在でも、その美しい姿を残しています。(姫路城の公式HPより) 」
DSC_1182DSC_1183DSC_1184DSC_1185DSC_1186DSC_1187 





DSC_1188DSC_1189DSC_1190DSC_1191DSC_1192DSC_1193DSC_1194DSC_1195DSC_1196DSC_1197DSC_1198DSC_1199DSC_1200DSC_1201DSC_1202DSC_1203DSC_1204DSC_1205DSC_1206DSC_1207DSC_1208DSC_1209DSC_1210DSC_1211DSC_1212DSC_1213DSC_1214DSC_1215DSC_1216DSC_1217DSC_1218DSC_1219DSC_1220DSC_1221DSC_1222DSC_1223DSC_1224DSC_1225DSC_1226DSC_1227DSC_1228DSC_1229DSC_1230DSC_1231DSC_1232DSC_1233DSC_1234DSC_1235DSC_1236DSC_1237DSC_1238DSC_1239DSC_1240DSC_1241DSC_1242DSC_1243 
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 26, 2015

京丹後への旅 4  城崎温泉

久美浜から城崎温泉までは車で30分弱の距離である。志賀直哉の「
」を読んで以来、行きたかった城崎にやっと来た。はじめは駅近くの駐車場にクルマを停めて「さとの湯」に入る予定であったが、その日は2:00pmからしか入れないとわかり、断念してメインストリート近くを散歩することにした。お店が沢山あり、お昼のために但馬牛の店「牛匠上田」に立ち寄り、但馬牛のお弁当とコロッケを買った。また、鮮魚店でカレイの一夜干しをお土産に買った。但馬牛のお弁当とコロッケは本当においしかった。
DSC_1134DSC_1135DSC_1136DSC_1137DSC_1139DSC_1140DSC_1141DSC_1142DSC_1143DSC_1144DSC_1145DSC_1146DSC_1147DSC_1148DSC_1149DSC_1150DSC_1151DSC_1152DSC_1153DSC_1154DSC_1155DSC_1156DSC_1157DSC_1158DSC_1159DSC_1160DSC_1161DSC_1162DSC_1163DSC_1164DSC_1165DSC_1166DSC_1167DSC_1168DSC_1169DSC_1170DSC_1171DSC_1172DSC_1173



 
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 25, 2015

京丹後への旅 3 久美浜 小天橋

11/19は、ゆっくり朝食を済ませて10時ころ宿をでて久美浜の海岸へ行った。ここの海岸線は山陰海岸国立公園となっており、この辺りは小天橋と呼ばれ、夏の間は海水浴場としてにぎわっている。やはり日本海側とあって波が荒かった。
DSC_1113 DSC_1114DSC_1115DSC_1116DSC_1127DSC_1130DSC_1131DSC_1132DSC_1133
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 24, 2015

京丹後への旅 2  割烹旅館みなと荘

11/18泊まったのは、京丹後市 久美浜 小天橋温泉の割烹旅館みなと荘。夕食は、松葉ガニのフルコースをはじめ新鮮な魚介類をふんだんに使った料理で、食べきれないほどであった。ここは温泉も、きららの湯という自家用天然温泉(泉質はナトリウム・塩化物泉(低張性弱アルカリ性温泉))で何度でもはいることができた。
私は、この宿を「ゆこゆこ」で探し出したが、料理の内容も温泉もよく是非お勧めしたい。

DSC_1094DSC_1095DSC_1096DSC_1097DSC_1098DSC_1099DSC_1100DSC_1101
   
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 23, 2015

最近読んだ本 「歴史認識とは何かー対立の構図を超えて」


」大沼保昭、聞き手 江川紹子を読んだ。最近出版された本である。
同意する部分もあるが同意できない部分もある。
一見、対立する意見を並べて自分は中立的な立場をとっているかのような内容であるが、私には、ベースはマルクス主義及び歴史主義にあるように思える。中国や韓国は歴史主義が科学であるかのような幻想を抱いているが、「歴史認識」は歴史主義に基づくイデオロギーそのものである。特に中国や韓国が「歴史認識」という言葉を使うときは、戦略的に日本を貶めるために使っていることに十分に注意が必要である。歴史主義は、私が学生時代に読んだ カール・ポパーの「
歴史主義の貧困―社会科学の方法と実践
カール R.ポパー
中央公論新社
1961-05

」及びミシェル・フーコーの言説により否定・克服されていると私は考えている。即ち、
歴史は客観的で確固とした科学的事実ではなく、語り手によって再編されていく物語の一つに過ぎない。いつの時代も権力者は事実を自らの都合の良いように作り替えていくのが常であったし、あるし、今後もあるであろう。  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 21, 2015

京丹後への旅 

今月初旬ズワイガニ漁が解禁となった。急にカニを食べたくなったので、妻と日本海に面した京丹後市へ出かけることにした。新潟・福井では越前ガニと呼ばれるが、こちらでは松葉ガニという。11/18はあいにくの小雨で車で到着までに4時間以上かかった。途中、昼食に蕎麦屋に立ち寄った。
出石そば(いずしそば)という 手打ちそばであった。「出石皿そば」ともいい
兵庫県豊岡市出石町を中心に食されている郷土料理蕎麦であるとのこと
。そば自体は普通であったが、つゆは甘くなくてよかった。
DSCN9228DSCN9229DSCN9230 
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 15, 2015

最近読んだ本 『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』

「本当のこと」を伝えない日本の新聞 (双葉新書)
マーティン・ファクラー
双葉社
2012-07-04

』 マーティン・ファクラー著 双葉社 を読んだ。マーティン・ファクラーについては、私は、彼がAP通信の北京支局にいた約10年以上前から注目していた。北京では中国共産党のしつこい尾行を恐れながらも反権力の記事を書いていたことも知っている。その彼が書いた本がこれである。内容を簡単に言うと「3.11などの報道を通して、日本の新聞が抱える問題点や記者クラブ制度の問題点を指摘した本」であるが、中身は痛烈な日本のジャーナリズム批判となっており説得力がある。私は常々、日本の新聞社は、スクープを書く能力がないと思っていたので、意外性はなかった。新聞社を正義の味方のように誤解している多くの日本人及び多くの新聞記者から見れば、頭にくる指摘であろう。しかし、日本記者クラブという組織がなくならない限り、日本には本当のジャーナリズムは育たないであろう。何故なら、自分の足で取材を積み重ねなくても、記者クラブからの「加工された情報」をもとに書けば一応の記事になるからである。競争を無くし、皆横並びで行こうという日本人の最も脆弱な精神がそこに垣間見れるからである。彼の本から引用しよう(P150-P151)。『私が12年間、日本で取材活動をするなかで感じたことは、権力を監視する立場にいるはずの新聞記者たちが、むしろ権力側と似た感覚を持っているということだ。似たような価値観を共有していると言ってもいい。国民よりも官僚側に立ちながら、「この国をよい方向に導いている」という気持ちがどこかにあるのではないか。やや厳しい言い方をするならば、記者たちには「官尊民卑」の思想が心の奥深くに根を張っているように思えてならない。読者(庶民)の側に立たず、当局(エスタブリッシュメント) の側に立って読者を見くびる。記者クラブという連合体を結成し、官僚機構の一部に組み込まれる形でプレスリリースやリーク情報を報じる姿勢がそれを裏付けている気がしてならない。日本の新聞記者は、あまりにもエリート意識が強すぎるのではないだろうか。彼らは政治家に対してはわりと批判的なのに、行政のバッシングはできるだけ避けようとする。いまでも官僚批判は雑誌メディアやネットメディアの独壇場だ。政治家の記事は書き放題なのに、官僚バッシングをやりたがらないのだ。それはやはり、官僚が貴重な情報源であると同時に、どこかで同志意識のようなものがあるからだろう。日本の大手新聞は、官僚機構が最も嫌がるニュースを率先して報道しようとはしない。ある新聞だけに特ダネわ握られたら困るから、記者クラブのみんなで話し合って特定の新聞だけが違う方向へ向かわないようにする。自分だけ情報をもらえなくなっては困るから、官僚機構とのケンカを避け、同じインナーサークルのなかで手を取り合う。記者クラブ制度がなぜ日本で問題視されないのか不思議だ。』実に的確な鋭い指摘である。私は、日本記者クラブは、独占禁止法に違反する制度であるから、即刻解散すべきであると考える。いずれにしても、ねつ造記事を書いても反省していない朝日新聞は論外として、新聞やニュースは自分の判断で批判的にチェックすることが大切である。それは生き抜くための手段なのだ。私は、ウォールストリートジャーナルニューヨークタイムズを読み始めてからもう20年になる。「一つの新聞しか読まない人はその奴隷である。」という言葉は至言である。
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 13, 2015

海南島の旅 4 南江鶏飯店

海口火山群世界地質公園のあと、お昼近くになったので市内中心部へ向かい食事をすることにした。
運転手の黄さんの勧めで、市内で一番おいしいという海南鶏飯の店へ行った。南江鶏飯店 がその店である。
店は家族連れで満杯であった。料理の内容は黄さんに任せた。典型的な鶏肉料理であるが柔らかくとてもおいしかった。
DSC_0722DSC_0721DSC_0713DSC_0712DSC_0714DSC_0715DSC_0716DSC_0717DSC_0718DSC_0719DSC_0720
 
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 05, 2015

最近読んだ本  イスラム国の正体 国枝昌樹

イスラム国の正体 (朝日新書)
国枝昌樹
朝日新聞出版
2015-01-13

国枝昌樹の「イスラム国の正体」を読んだ。
シリア難民の悲惨な状況を知るにつれて、いったいイスラム国とは何なのかそしてシリアについても知りたいと思った。イスラム国を一言で定義づけるのは難しいこと。そのカギはイランとトルコにありそうだということ。シーア派対スンニ派という戦いと考えがちであるがそうではなく実際は、シーア派内 そして スンニ派内の戦いが多いこと。アメリカとロシアだけではなく湾岸諸国にはそれぞれの思惑があり、単純ではないこと。国枝は、2006年から2010年迄「在シリア特命全権大使」に就任している。私は、彼の「アサド政権を倒しても(イスラム国問題は)解決しない」という発言は疑問に思った。もともと彼の独裁政権が多くのの難民を生み出したのではないのか?
資料により「事実」は書いてあるのだが、国枝本人の考えが明確に読み取れなかったのは残念である。
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 04, 2015

最近読んだ本 二冊

最近 立て続けに二冊の本を読んだ。

一冊目は、浜田宏一著「
」であり、

二冊目は
である。

前者は、浜田教授の持論の展開であるが、後者の終章 {これが「本当の経済学」だ!}  は、
本当に参考になった。
  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 03, 2015

海南島の旅 3 海口火山群世界地質公園

10/12(月)は、コンシェルジュに依頼していたハイヤーを用意してもらって、海口の一日観光に出かけた。運転手は、ほとんど英語の離せない黄さん。まずは、少し離れているが海口火山群世界地質公園へ行った。太古の昔 火山が噴火した後のクレーターが残っている珍しい場所が公園になっていた。英語のできるガイドを雇い、約1時間半にわたり公園内を観光して回った。このサイトは英語版である。
DSC_0614DSC_0615DSC_0618DSC_0620DSC_0624DSC_0625DSC_0627DSC_0628DSC_0630DSC_0631DSC_0633DSC_0635DSC_0636DSC_0637DSC_0638DSC_0639DSC_0643DSC_0644DSC_0645DSC_0646DSC_0648DSC_0649DSC_0650DSC_0651DSC_0653DSC_0654DSC_0656DSC_0657DSC_0658DSC_0660DSC_0662DSC_0664DSC_0665DSC_0666DSC_0667DSC_0668DSC_0673DSC_0674DSC_0675DSC_0677DSC_0676DSC_0679DSC_0681DSC_0682DSC_0683DSC_0684DSC_0685DSC_0686
DSC_0581DSC_0583DSC_0584DSC_0585DSC_0587DSC_0589DSC_0590DSC_0591DSC_0592DSC_0593DSC_0594DSC_0597DSC_0599DSC_0600DSC_0601DSC_0602DSC_0603DSC_0604DSC_0605DSC_0606DSC_0607DSC_0608DSC_0609DSC_0610DSC_0611DSC_0612DSC_0613  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)

November 01, 2015

最近読んだ本 三浦雄一郎 冒険家

三浦雄一郎の 「
冒険家 75歳エベレスト挑戦記
三浦 雄一郎
実業之日本社
2008-07-11

」を読んだ。「世界一になりたいという夢があった。地球の壮大な歴史に残る、冒険者の一人になりたかった。」と彼は言っている。この本は、たくさんの写真と、詳細な記録によって、登山者の行動が臨場感をもって理解できるように書かれている。私が驚いたのは、このような過酷な条件のもとでも彼は何冊もの本を読んでいることである。行動の情熱だけではなく周到な準備と冷静な観察力が不可欠である。そして多くのスポンサー、支援者、仲間、家族等の支えにより、この偉業は達成された。巻末にある、「三浦隊携行品リスト」は大変興味深かった。  
Posted by yuuzabu Comments(0)TrackBack(0)