December 20, 2020
December 12, 2020
山陰山陽旅行 10
我々の旅行３日目の11月27日(金)は、まず足立美術館へ向かった。足立美術館（あだちびじゅつかん）は、島根県安来市にある、近代日本画を中心とした島根県の登録博物館。運営は、公益財団法人足立美術館。130点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名。地元出身の実業家・足立全康（あだちぜんこう、1899年 - 1990年）が1970年（昭和45年）、71歳のときに開館したものである。質量ともに日本一として知られる大観の作品は総数130点にのぼり、足立コレクションの柱となっている。大観のほかにも、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品のほか、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵している。収容されている美術品もさることながら、何よりも庭園がよく手入れされており素晴らしかった。
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October 13, 2020
最近読んだ本 ツタンカーメン黄金の秘宝
ごく最近、図書館から借りて「
」を読んだ。ツタンカーメンの墓は、１９２２年１１月４日にハワード・カーターにより発見された。日本では約５５年前の１９６５年８月東京国立博物館主催の「ツタンカーメン展」が21日から東京・上野の国立博物館で開かれた。ツタンカーメン王墓の中に埋葬されていた品々のなかから、有名な「黄金のマスク」をはじめ45点の古代エジプト美術の数々が展観された。ザヒ・ハワス著、サンドロ・ヴァニー二写真撮影のこの本は素晴らしい内容であった。その写真の美しさに感動した。そして無名のエジプトの匠の技術にも深く感動した。
」を読んだ。ツタンカーメンの墓は、１９２２年１１月４日にハワード・カーターにより発見された。日本では約５５年前の１９６５年８月東京国立博物館主催の「ツタンカーメン展」が21日から東京・上野の国立博物館で開かれた。ツタンカーメン王墓の中に埋葬されていた品々のなかから、有名な「黄金のマスク」をはじめ45点の古代エジプト美術の数々が展観された。ザヒ・ハワス著、サンドロ・ヴァニー二写真撮影のこの本は素晴らしい内容であった。その写真の美しさに感動した。そして無名のエジプトの匠の技術にも深く感動した。
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August 12, 2020
August 25, 2018
バンコク現代美術館(MOCA) 3
バンコク現代美術館(MOCA)はこの回で最後である。バンコクへ行かれる際は是非立ち寄られることをお勧めしたい。
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August 24, 2018
August 23, 2018
バンコク現代美術館(MOCA) 1
マハナコンの後は、やはりBTSでバンコク現代美術館( MOCA)へ出かけた。すぐ近くの駅がまだできていないのでMo Chit で下車して、後はタクシーで行った。
MOCAは「Mo Chit駅とドンムアン空港の中間に位置する総面積2万�屐�5階建ての『MOCA / Museum of Contemporary Art（バンコク現代美術館）』は、タイ携帯電話キャリアDTACの創業者Boonchai Bencharongkul（ブーンチャイ・ベンチャロンクン）が30年かけて集めた膨大なコレクションを展示する美術館です。
タイの若手アーティストの絵画やミックスメディア作品から、仏教、タイ古典文学をモチーフにした作品など、タイ芸術の新旧を知ることができる内容がメイン。なかでもタイ芸術界の重鎮Thawan Duchanee（タワン・ダッチャニー）やチェンライの白いお寺「Wat Rong Khun（ワット・ロンクン）」の作品で知られるChalermchai Kositpipat（チャルムチャイ・コーシッピパット）など、タイ国内で活躍するアーティストの作品が充実しています。
『MOCA』は規模もスケールも大きく、ミュージアムショップ、カフェも併設されており、早足で大体2時間、じっくり鑑賞するには半日は必要なので、訪れる際のスケジュールには余裕を持って。(Here Now Bangkokより引用)」
入場料は本来２５０バーツであるが、私たちは、有難いことに、
パスポートを提示してシニアであることを証明したので無料であった。個人が収集した作品のため、少し偏りはあるが非常に面白い内容となっていた。
私は、この美術館がどこにでもあるような欧米の高い著名作品を集めたものではなく若い世代を含むオリジナリティをもったタイ人アーチストを集めて整理したタイ現代美術館へと発展することに期待したい。
MOCAは「Mo Chit駅とドンムアン空港の中間に位置する総面積2万�屐�5階建ての『MOCA / Museum of Contemporary Art（バンコク現代美術館）』は、タイ携帯電話キャリアDTACの創業者Boonchai Bencharongkul（ブーンチャイ・ベンチャロンクン）が30年かけて集めた膨大なコレクションを展示する美術館です。
タイの若手アーティストの絵画やミックスメディア作品から、仏教、タイ古典文学をモチーフにした作品など、タイ芸術の新旧を知ることができる内容がメイン。なかでもタイ芸術界の重鎮Thawan Duchanee（タワン・ダッチャニー）やチェンライの白いお寺「Wat Rong Khun（ワット・ロンクン）」の作品で知られるChalermchai Kositpipat（チャルムチャイ・コーシッピパット）など、タイ国内で活躍するアーティストの作品が充実しています。
『MOCA』は規模もスケールも大きく、ミュージアムショップ、カフェも併設されており、早足で大体2時間、じっくり鑑賞するには半日は必要なので、訪れる際のスケジュールには余裕を持って。(Here Now Bangkokより引用)」
入場料は本来２５０バーツであるが、私たちは、有難いことに、
パスポートを提示してシニアであることを証明したので無料であった。個人が収集した作品のため、少し偏りはあるが非常に面白い内容となっていた。
私は、この美術館がどこにでもあるような欧米の高い著名作品を集めたものではなく若い世代を含むオリジナリティをもったタイ人アーチストを集めて整理したタイ現代美術館へと発展することに期待したい。
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June 15, 2017
二度目の沖縄旅行 沖縄県立博物館・美術館
沖縄のことを勉強するために沖縄県立博物館・美術館へ行った。博物館で琉球・沖縄の歴史を学んだあと、美術館へ行った。博物館では、やんばるの森の美写真展が行われていた。また美術館では、「写真家が見つめた沖縄1972−2017」と美術館コレクション展ニューコレクションシリーズ3「安次富長昭展」光・風・土への憧憬(4/25〜10/15) が行われていた。
私は、画家安次富長昭(あしとみちょうしょう)氏の作品を初めて観ることができた。
私は、画家安次富長昭(あしとみちょうしょう)氏の作品を初めて観ることができた。
April 09, 2017
April 08, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 60 Antibes Musee Picasso
Musee Picasso には、ピカソ、二コラ・ド・スタールの 他にもアルマン（Arman）、バルチュス（Balthus）、セザール（Cesar Baldaccini）、レジェ（Fernand Leger）、イヴ・クライン（Yves Klein）、タピエス（Antoni Tapies）、ピカビア（Francis Picabia）、ミロ（Joan Miro）などの作品が展示されています。
それほど大きな規模ではありませんが、秀作が揃っています。また1階にはやはりこの地で創作したアンナ＝エヴァ・ ベルグマン（Anna- Eva Bergman）、ハンス・アルトゥング（Hans Hartung）の作品を集めた特別室があります(MMMのサイトより引用)。 私は、ド・スタールの本を何冊か持っているが、今回の訪問記念に２冊の本を買った。
それほど大きな規模ではありませんが、秀作が揃っています。また1階にはやはりこの地で創作したアンナ＝エヴァ・ ベルグマン（Anna- Eva Bergman）、ハンス・アルトゥング（Hans Hartung）の作品を集めた特別室があります(MMMのサイトより引用)。 私は、ド・スタールの本を何冊か持っているが、今回の訪問記念に２冊の本を買った。
April 07, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 59 Antibes Nicolas_de_Stael 2
Antibes の港に入り駐車場から約５分も歩くとお城が見えてくる。
これがピカソ美術館(アンティーブ)。
ピカソ美術館は、フランス南部プロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地域圏のアルプ＝マリティーム県にある都市アンティーブにある市立美術館。アンティーブ旧市街の海寄りに位置しており、地中海を見下ろすことができる。画家パブロ・ピカソの作品が中心だが、ピカソ以外にも現代美術の秀作を数多く収蔵している。建物は「グリマルディ城」と呼ばれ、17世紀にこの地域で勢力を誇っていたグリマルディ家の城砦であった(Wikipedia)。
これがピカソ美術館(アンティーブ)。
ピカソ美術館は、フランス南部プロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地域圏のアルプ＝マリティーム県にある都市アンティーブにある市立美術館。アンティーブ旧市街の海寄りに位置しており、地中海を見下ろすことができる。画家パブロ・ピカソの作品が中心だが、ピカソ以外にも現代美術の秀作を数多く収蔵している。建物は「グリマルディ城」と呼ばれ、17世紀にこの地域で勢力を誇っていたグリマルディ家の城砦であった(Wikipedia)。
グリマルディ城は中世には司教たちの住居であり、その後1608年まではグリマルディ家の所有する城でした。1928年より市立美術館となりましたが、1946年、大作制作用に広いスペースのあるアトリエを探していたピカソに海の見えるこの城が市より提供されました。ピカソは謝礼として、滞在中に製作したほとんどの作品を寄贈し、城は現在ピカソ美術館となっています。展示されているのはわずか半年余りの滞在中に製作されたもの。いかにピカソが精力的に製作活動を行ったかが実感されるでしょう。また、テラスにはリシエの彫刻作品、実際にピカソのアトリエのあった最上階にはニコラ・ド・スタールの作品が展示されています(フランス観光開発機構)。
私は、ピカソの作品はほとんど見ているので、ピカソ以外の作品に興味を抱く。テラスに展示してある 女性彫刻家ジェルメーヌ・リシエGermaine Richierの立像作品には、非常に新鮮なものを感じた。最上階とその他の階にある二コラ・ド・スタールの作品にはやはり懐かしさを感じ、パリのポンピドーセンターに展示されている「パリの屋根」を思い出した。
パリの屋根(1952) 
April 06, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 58 Antibes Nicolas_de_Stael
いよいよ我々の旅も終わりに近づいた。最後の訪問地はAntibesである。アンティーブはフランス南部の地中海・コート・ダジュールに面した都市で、カンヌとニースの間に位置している。旧市街にあるピカソ美術館 (Musee Picasso) やリヴィエラ特有の穏やかな海景が楽しめるアンティーブ岬などが観光スポットで、夏のバカンスで観光客がにぎわう区域である[1](Wikipedia)。
私は、Antibes を昔から知っていた。
今から約３０年前、油絵を描き始めた私が最初に惹かれた画家 二コラ ドスタール(Nicolas_de_Stael)が自殺した場所であるからだ。 1955年3月16日、彼は彼はアンティーブの 11階建てのスタジオテラスから飛び降り自殺した。４１歳であった。
私は、Antibes を昔から知っていた。
今から約３０年前、油絵を描き始めた私が最初に惹かれた画家 二コラ ドスタール(Nicolas_de_Stael)が自殺した場所であるからだ。 1955年3月16日、彼は彼はアンティーブの 11階建てのスタジオテラスから飛び降り自殺した。４１歳であった。
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 57 ルノワール美術館 5
April 05, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 56 ルノワール美術館 4
ルノワールは、彫刻作品もたくさん残している。「サロンの階下にある庭続きのフロアは、今回のリニューアルで初公開となる展示スペースです。改修工事によって余分な仕切りが取り除かれ、新しい展示室が生まれました。このフロアは、かつてルノワールが彫刻家のリシャール・ギノ、ルイ・モレルとコラボレーションを行いながら彫刻制作を行った場所。こうした事実に関連付け、この展示スペースでは彫刻作品を集めた展示を行っています。今回のリニューアルを機に、2点の絵画作品とルノワール家やギノ家からの寄託による17点の彫刻作品が新しく美術館の展示に加わりました。
ルノワールは日常的なテーマを好んで彫刻の題材にしました。展示室の中央にあるギノとのコラボレーション作品である大きな石膏像は、洗濯する女性をモチーフにしたもの。同室に飾られている《洗濯する女》（1910年頃）の絵と見比べると、ルノワールの描く女性らしい体つきやしぐさが、絵画からそのまま抜け出てきたかのような印象です。ルイ・モレルとのコラボレーション作品である踊り子をテーマにしたレリーフ作品も、ルノワールの絵画に描かれた女性から着想を得ています。彫刻の共同制作に当たってルノワールは主に指示を出し、自ら造形は行いませんでしたが、作品にはルノワールらしい優しく柔らかな女性の姿が巧みに表現されています。
印象派の画家として知られるルノワールが、彫刻作品に本格的に取り組み始めたのは、このカーニュにおいてでした。あまり知られていないルノワールの彫刻家としての一面を、彼が作品を生み出した地で発見できる、ほかにはない唯一の場所です(MMMのサイトより引用)。」
ルノワールは日常的なテーマを好んで彫刻の題材にしました。展示室の中央にあるギノとのコラボレーション作品である大きな石膏像は、洗濯する女性をモチーフにしたもの。同室に飾られている《洗濯する女》（1910年頃）の絵と見比べると、ルノワールの描く女性らしい体つきやしぐさが、絵画からそのまま抜け出てきたかのような印象です。ルイ・モレルとのコラボレーション作品である踊り子をテーマにしたレリーフ作品も、ルノワールの絵画に描かれた女性から着想を得ています。彫刻の共同制作に当たってルノワールは主に指示を出し、自ら造形は行いませんでしたが、作品にはルノワールらしい優しく柔らかな女性の姿が巧みに表現されています。
印象派の画家として知られるルノワールが、彫刻作品に本格的に取り組み始めたのは、このカーニュにおいてでした。あまり知られていないルノワールの彫刻家としての一面を、彼が作品を生み出した地で発見できる、ほかにはない唯一の場所です(MMMのサイトより引用)。」
April 04, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 55 ルノワール美術館 3
ルノワールの家の3階。ここからのオリーブとオレンジ畑のむこうがわに海が見える眺めは素晴らしい。
館内に展示されている全ての家具は、ルノワールが実際に所有していたものです。家具の配置は資料をもとに、ルノワールの生前の状態に可能な限り忠実に配置し直されました。また、色褪せてしまっていたサロンや食堂の壁布は、裏側に隠れ保存されていた色彩を手がかりに、新しく同じものを作り直すなど、丹念な修復がなされています。当時のコンロを備えたキッチンは、今回のリニューアルを機に初めて一般公開となりました(MMM)。
館内に展示されている全ての家具は、ルノワールが実際に所有していたものです。家具の配置は資料をもとに、ルノワールの生前の状態に可能な限り忠実に配置し直されました。また、色褪せてしまっていたサロンや食堂の壁布は、裏側に隠れ保存されていた色彩を手がかりに、新しく同じものを作り直すなど、丹念な修復がなされています。当時のコンロを備えたキッチンは、今回のリニューアルを機に初めて一般公開となりました(MMM)。
April 03, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 54 ルノワール美術館 2
この美術館では、ノンフラッシュでの撮影が許されたので、できる限り多くの写真を撮影した。
リューマチに苦しめられていたルノワールは温暖な気候を求めて1903年にカーニュにやって来ました。当初は現在は市役所となっている建物に滞在し、1908年、町のはずれの丘レ・コレットに、後にルノワール美術館となるヴィラを建てました。そして病に苦しめられながらも精力的に作品を産み出していったのです。アトリエにはキャンバス、絵筆、車椅子が当時のまま残され、その他夫婦の寝室、子供たちの部屋など、まるでルノワールがいつ戻ってきてもいいかのように保存されています。画家の作品は10点前後収められています(フランス観光開発機構)。
リューマチに苦しめられていたルノワールは温暖な気候を求めて1903年にカーニュにやって来ました。当初は現在は市役所となっている建物に滞在し、1908年、町のはずれの丘レ・コレットに、後にルノワール美術館となるヴィラを建てました。そして病に苦しめられながらも精力的に作品を産み出していったのです。アトリエにはキャンバス、絵筆、車椅子が当時のまま残され、その他夫婦の寝室、子供たちの部屋など、まるでルノワールがいつ戻ってきてもいいかのように保存されています。画家の作品は10点前後収められています(フランス観光開発機構)。
April 02, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 53 ルノワール美術館
ボナールの次はルノワールである。ルノワール美術館があるのは、カーニュ・シュル・メールという場所。最初観光案内所の近くまで行き、地元の人に２度ほど聞いたら方向と表示を教えてくれたのでその表示に従っていったらやっとたどり着いた。ほとんど人がいなくて無料の駐車場が空いていた。ルノワールの家は、オリーブ畑とオレンジの木に囲まれた小高い丘の上にあった。
オレンジの果実が信じられないくらいみずみずしかった。
「1908年にピエール・オーギュスト・ルノワールは家族と共にカーニュ・シュル・メールにあるドメーヌ・デ・コレット（コレット荘）Domaine des Collettesに移り住みました。印象派の巨匠ルノワールは、ここの敷地内にあった見事なオリーブ畑の魅力にすっかりとりつかれてしまい、結局オリーブの木を伐採から守るためにこの物件を取得することを決めたのでした。ルノワールは亡くなるまでの最後の11年をここで過ごしました(フランス観光開発機構の
HP)。」
オレンジの果実が信じられないくらいみずみずしかった。
「1908年にピエール・オーギュスト・ルノワールは家族と共にカーニュ・シュル・メールにあるドメーヌ・デ・コレット（コレット荘）Domaine des Collettesに移り住みました。印象派の巨匠ルノワールは、ここの敷地内にあった見事なオリーブ畑の魅力にすっかりとりつかれてしまい、結局オリーブの木を伐採から守るためにこの物件を取得することを決めたのでした。ルノワールは亡くなるまでの最後の11年をここで過ごしました(フランス観光開発機構の
HP)。」
April 01, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 52 Le Cannet ボナール美術館3
ボナール美術館では、館内での絵画の撮影が許されなかったので、私は美術館内のショップで２冊の本を買った。１冊はフランス語版の Le Bosquet: La maison-atelier de Bonnard au Cannet (Franzosisch) Taschenbuch – 30. Juni 2016(アマゾンでは
ドイツ語版しか出てこなかった。 )であり、もう１冊は英語版の Pierre Bonnard : The gardens (英語)(現在在庫切れ中) である。
２冊とも、とても参考になる本なので、ボナールの愛好者のために、それぞれの本の一部を掲載したい。ボナールは「色彩の魔術師」ともいわれるが、私は今回この美術館を訪れ、彼の本を読んで、その秘密の一部を一瞬垣間見たような気がした。彼は日記に、以下の言葉を残している。"The work of art : time standing still"
ドイツ語版しか出てこなかった。 )であり、もう１冊は英語版の Pierre Bonnard : The gardens (英語)(現在在庫切れ中) である。
２冊とも、とても参考になる本なので、ボナールの愛好者のために、それぞれの本の一部を掲載したい。ボナールは「色彩の魔術師」ともいわれるが、私は今回この美術館を訪れ、彼の本を読んで、その秘密の一部を一瞬垣間見たような気がした。彼は日記に、以下の言葉を残している。
"The work of art : time standing still"
March 31, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 51 Le Cannet ボナール美術館2
ボナール美術館は2011年6月25日、世界初のボナール美術館として南仏、ル・カネ（Le Cannet）にオープンした。
以下はMMM（メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド）のサイトからの引用である。
▲20世紀初頭のサン=ヴィアネ館cMusee Bonnard
死後60余年の歳月を経て実現した待望の美術館建設
ボナールは、1947年、79歳で亡くなりました。それから60余年――。そもそも2011年になるまでこの有名画家の美術館がひとつもなかったのはなぜでしょう?
その理由は「ボナールの性格によるところが大きい」とボナール美術館のヴェロッニク・セラノ（Veronique Serrano）学芸員は言います。「死後の作品の行方を気にかけて準備を整えたピカソやマティスと異なり、控えめな性格のボナールは生前、自分の美術館をつくろうという意志がなかったのです」。また作品の帰属権を明確にしていなかったため、死後20年間も法廷での争いが続きました。
▲現在のサン=ヴィアネ館（ボナール美術館）cMusee Bonnard
その間に価格は高騰、ボナールの作品は、地方公共団体が収集できるようなものではなくなっていました。時代は下り2000年代になると、地方美術館設立の動きが各地で活発になり、ようやくル・カネ市でも待望の美術館をつくる環境が整ったのです。
2007年、ボナールが21年間暮らしたル・ボスケ荘とその庭は、歴史的建造物に指定されました。しかし現在も住宅として使われており、残念ながら見学することはできません。そのため、麓にあるル・カネ市の中心部に美術館が建設されることになりました。
▲ボナール美術館正面美術館の骨格をなす「サン=ヴィアネ館」は1908年に建てられた典型的なベル・エポックの建築物です。セラノ学芸員は「何しろ、ル・ボスケ荘が使えないので、場所については、かなり考え抜きました。ボナールと同時代の建物で、彼の生活圏内にあることから『サン=ヴィアネ館』を選んだのです」と言います。
約150点からなるボナールの珠玉のコレクション
▲《裸》（1930年）
cAdagp, Paris 2011
cYves Inchierman
現在、美術館が有するコレクションは約150点。そのうち、ほかの美術館や個人コレクションからの預託作品が50点を占めています。画家の全体像がつかめるように、若い頃のいわゆる「ナビ派時代」の作品、ポスターや彫刻、写真、家具の素案なども展示しています。しかし、コレクションの中心を占めるのは、やはり何といってもボナールが当地に定住するようになった「ル・カネ時代」の作品です。
《裸》や《ル・カネの食堂》、《南仏の風景》では、熟れきった果実が甘味を凝集するように、だいだい色と黄色が厚みを増し、さまざまな実験を試みてきた画家の成熟が見て取れます。そして《日暮れの海水浴客》では、日が落ちる直前に一瞬燃え上がる発光物のような人物群を白の厚塗りでとらえています。静謐の中に生命の力がみなぎり、現実の対象物は消え失せ、心象に残る色彩だけで創られた世界があるかのようです。
March 30, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 50 Le Cannet ボナール美術館
2月3日(金) いよいよ我々の旅も最終日の８日目になった。観たいところはまだまだたくさんあるが(ビオットの国立フェルナン・レジェ美術館、ヴァロリスの国立ピカソ美術館を含む)、ボナール美術館とルノワール美術館とアンティーブのピカソ美術館の３ケ所に絞った。ボナール美術館はLe Cannetにある。ル・カネ （Le Cannet）は、フランス、プロヴァンス＝アルプ＝コート・ダジュール地域圏、アルプ＝マリティーム県の都市。カンヌ湾を見下ろす緩やかな斜面の丘にある。美術館のすぐ近くには駐車場がなかった。しかし少し丘を下りて行ったところに無料の駐車場があり、偶々一台空いたのでそこに入れた。美術館では、残念ながら一切写真撮影が禁止されていた。作品等に関しては、公式HP、MMM（メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド）、ボナールの作品を所蔵する世界の美術館に関しては、気になるアート.COMのサイトが参考になる。
March 29, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 49ニース近代・現代美術館(MAMAC)2
MAMAC のほかの作品としては、セザール・バルダッチーニ(Cesar Baldaccini)の企画展が面白かった。この美術館の屋上は開放的な空間があって、屋外を眺めることができた。こうして、我々の旅の７日目は終わった。
March 27, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 48 ニース近代・現代美術館(MAMAC)
ニース近代・現代美術館(MAMAC)は、近くまで着いたのに分からなくてまたしても花屋さんに尋ねたらすぐ目と鼻の先であった。しかし、２階が入り口であるのに1階の図書館へ入って慌てて出てた。
MAMACは実に個性的な建物である。MAMACは、現代美術と現代美術専用の博物館である。1990年6月21日、フランスのニースにオープンした。展示は、クラインブルーでおなじみのイヴ・クラインから始まった。次に ニキ・ド・サンファル、アンディ・ウォーホール、ジム・ダイン、ジョージ・シーガル、ロバート・ラウシェンバーグ等の作品が続いた。
ここにはFracis Bacon の Etude pour autoportrait1979があるそうだがこれは見れなかった。
MAMACは実に個性的な建物である。MAMACは、現代美術と現代美術専用の博物館である。1990年6月21日、フランスのニースにオープンした。展示は、クラインブルーでおなじみのイヴ・クラインから始まった。次に ニキ・ド・サンファル、アンディ・ウォーホール、ジム・ダイン、ジョージ・シーガル、ロバート・ラウシェンバーグ等の作品が続いた。
ここにはFracis Bacon の Etude pour autoportrait1979があるそうだがこれは見れなかった。
March 23, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 43 モナコ公国 2
モナコ公国[1]（モナコこうこく、プランシポテ・ドゥ・モナコ、仏:Principaute de Monaco）、通称モナコ（Monaco）は、西ヨーロッパの立憲君主制国家。都市国家であり、世界で2番目に小さいミニ国家(バチカンが一位)で、国連加盟国の中では世界最小である。フランスの地中海沿岸地方コート・ダジュールのイタリアとの国境近くに位置する。モナコは、陸側周囲をフランス（プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏のアルプ=マリティーム県）に囲まれ、極端に山がちである。熱帯公園などは観光資源である。最大の都市モンテカルロには国際水路機関の本部がある。モナコはカジノやF1モナコグランプリ、WRC・ラリー・モンテカルロが開催されることで知られる。
タックス・ヘイヴンであることなどから住民の84%が外国籍（フランス国籍47%、イタリア国籍16%、その他21%）である。モナコ国籍者は16%しかいない[2](Wikipedia)。モナコでは、大公宮殿(Palais Princier)や新国立美術館(Nouveau Musee National)へ行きたかったのだが、ニースの美術館を優先させたため次回(もう次はないかもしれないが)に回すことにした。
March 18, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 36 Nice シャガール美術館
マチス美術館の後は、あまり離れていないシャガール美術館へ行った。シャガール美術館 「多彩な色…。1966年にオープンしたニースの国立マルク・シャガール聖書のメッセージ美術館は、シャガールが、自身が描いた聖書メッセージである旧約聖書の創世記をテーマにした絵画シリーズ17作を寄贈したことにより誕生しました。 ヴァロリスのピカソ美術館とビオットのフェルナン・レジェ美術館とともに、県内にある3つの国立美術館のひとつです。現在では、シャガールの絵画制作の全体像を見ることができます。この美術館では、信仰に裏付けらたシャガールの作品が、より広範な現代美術史の中に位置づけられて展示されています」(フランス観光開発機構の公式サイトより)。1966年、シャガールは17点の連作『聖書のメッセージ』をフランス国家に寄贈した。私は、「天地創造」のステンドグラスが印象に残った。
シャガールは20世紀のロシア（現ベラルーシ）出身のフランスの画家であるが、1947年にパリへ戻ったシャガールは、1950年から南フランスに永住することを決意し、フランス国籍を取得している。
シャガールの作品は、このサイトが詳しい。
シャガールは20世紀のロシア（現ベラルーシ）出身のフランスの画家であるが、1947年にパリへ戻ったシャガールは、1950年から南フランスに永住することを決意し、フランス国籍を取得している。
シャガールの作品は、このサイトが詳しい。
March 17, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 35 Nice マチス美術館
Nice 旧市街の後は、Nice Cimiez地区にあるマチス美術館へ行った。
ニース北部、シミエの丘には、オリーヴの木に囲まれて佇む17世紀の赤い邸宅があります。ここは画家マティスが晩年を過ごした場所で、1963年よりマティス美術館として一般に公開されています。館内には油彩画、下絵として描かれたデッサン画、彫刻、オブジェなどが展示されており、制作を開始した1890年から亡くなる1954年まで、年代別に、画家の作風の変遷を辿ることができるように紹介されています。マティス美術館は年間を通じて、講演会や映像上映など各種文化イベントの場としても利用されています。 オリーヴ畑に囲まれた情緒溢れる美術館(フランス観光開発機構の公式HPより)。
美術館では、写真撮影が禁止されていた。収蔵作品はこちら、そして世界の美術館の収蔵作品はこちらで確認できる。
ニース北部、シミエの丘には、オリーヴの木に囲まれて佇む17世紀の赤い邸宅があります。ここは画家マティスが晩年を過ごした場所で、1963年よりマティス美術館として一般に公開されています。館内には油彩画、下絵として描かれたデッサン画、彫刻、オブジェなどが展示されており、制作を開始した1890年から亡くなる1954年まで、年代別に、画家の作風の変遷を辿ることができるように紹介されています。マティス美術館は年間を通じて、講演会や映像上映など各種文化イベントの場としても利用されています。 オリーヴ畑に囲まれた情緒溢れる美術館(フランス観光開発機構の公式HPより)。
美術館では、写真撮影が禁止されていた。収蔵作品はこちら、そして世界の美術館の収蔵作品はこちらで確認できる。
March 07, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 27 Arles ヴァン・ゴッホ財団
アルルでどうしても立ち寄りたかった美術館がある。ヴァン・ゴッホ財団美術館である。
- この美術館は１９８５年にフランシス・ベーコン、ロイ・リヒテンシュタイン、デイビッド・ホックニーの作品を含む、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホに敬意を表して現代芸術家による作品のコレクションを開始したことに始まる。
February 28, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 19 Vence美術館
ロザリオ礼拝堂からの帰り道、Vence美術館(Musee de Vence)に立ち寄りたかったのであるがこれもまた休館日であった。ここではFrantaの企画展が行われていた。1930年チェコスロバキア生まれのFranta は絵画と彫刻にわたり刺激的な作品で有名である。
February 24, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 17 マーグ財団美術館 4
その後外に出てミロとジャコメッティの彫刻をゆっくり鑑賞した。ここに掲示してあるコレクションのリストを見てもとにかくこの美術館収蔵品の質と量はすごい。我々は、その一部を見ることができたにすぎないのだ。お昼近くになったため、ホテルから持ってきたサンドイッチを食べ次の訪問予定地( ロザリオ礼拝堂)へ向かった。
February 23, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 16 マーグ財団美術館 3
パスカル ピノウに続き、ジャコメッティ、カルダーの作品を見た。その後広い部屋でミロの彫刻、シャガール、ジョーン ミッチェル、ボナール、SimonHantai(シモン アンタイ)等の絵を見た。個人的には特にボナールのL'Ete(Summer)と題する大作に惹かれた。次に2階に上がって外の景色を見た。外には数多くのミロの彫刻作品が展示してある。
February 22, 2017
南仏個人旅行 (1/27---2/5) 15 マーグ財団美術館 2
マーグ財団美術館。マルグリットとエメ・マーグ姉妹のコレクションを所蔵したマーグ財団は、世界でも屈指の現代美術館。規模的には大きくはないが、シャガール、カンディンスキー、ミロ、レジェ、ジャコメッティなど近代、現代の巨匠たちの作品がずらりと並ぶ様子は圧巻。緑の芝生が鮮やかな庭園にもジャコメッティやミロなどの彫刻が展示されている。財団はサン・ポールの村からはやや離れたところにある。
この日は、常設展のほかにPascal Pinaud (パスカル ピノウ)の企画展(10 December,2016--05 March ,2017)が開かれていた。彼のことはほとんど日本では知られていないと思う。パスカル ピノウ（1964年にToulouseで生まれの５３歳)は、Niceに住み活動している。彼はこの世代の最も才能のあるアーティストの一人でである。1990年代以降、彼は画家としてより前進するために絵画の原則に疑問を呈している。ニースのthe Villa Arson art schoolの卒業生であり、その瞬間に最高のアーティストの間で引き起こす理論と実行の興奮に、彼は貢献します。油絵、素描、写真、彫刻、建築、インスタレーションと彼の多彩な作品群は非常に刺激的であった。
この日は、常設展のほかにPascal Pinaud (パスカル ピノウ)の企画展(10 December,2016--05 March ,2017)が開かれていた。彼のことはほとんど日本では知られていないと思う。パスカル ピノウ（1964年にToulouseで生まれの５３歳)は、Niceに住み活動している。彼はこの世代の最も才能のあるアーティストの一人でである。1990年代以降、彼は画家としてより前進するために絵画の原則に疑問を呈している。ニースのthe Villa Arson art schoolの卒業生であり、その瞬間に最高のアーティストの間で引き起こす理論と実行の興奮に、彼は貢献します。油絵、素描、写真、彫刻、建築、インスタレーションと彼の多彩な作品群は非常に刺激的であった。
